住宅予算を見直そう!設計を始めてから考えるべきこと
住宅設計を始めると資金問題に気付く
家造りをするにはまとまった予算が必要なので、地道に資金を貯めてきている場合が多いでしょう。そろそろ金額的に建てられそうだと思った時点で住宅設計を始めるのが一般的です。ただ、その段階で資金問題に直面することはよくあります。資金の目標を立てた頃にはこのくらいの予算で大丈夫だと思っていたとしても、家造りをする段階になると不足しているのに気付くことが多いのです。住宅に求められる性能が高くなっている影響で建築費用が高くなっているのが主な原因です。そのため、住宅設計を始めてから予算を見直し、今後どうするかを再考することが重要になります。設計を始めた段階ではどのようなことを考えたら良いのでしょうか。
予算内に収めるかどうかを考えよう
この段階で最も重要なのは予算内に収まるように住宅を設計することではありません。まずは予算内に収めるかどうかを検討することです。資金が足りない状況でもまとまった金額があれば家造りはできます。しかし、納得できる住宅になるかどうかは別の問題で、設計してみるとかなり多くの妥協が必要になる場合も多いでしょう。予算不足に気付いた段階で、その予算内に収めてすぐに家を建てるべきか、もう少し資金を貯めてからにするべきかを考えましょう。もし資金を貯めてから家造りをしようと決断するならいつ頃までに貯まるかも計算してみるのが大切です。それに合わせて住宅設計を進めていけば、予算問題が解消したときにすぐに住宅を発注できるでしょう。
二世帯住宅は、子世帯と親世帯が同居するタイプの他、水回りや玄関などの一部分を共有する部分共有タイプ、全て完全に居住スペースを分離した完全分離タイプがあって、それぞれにメリット・デメリットがあります。